6月:★2★ 危険なパウダールーム
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それは、痣をつけたことに対しての謝罪なのか。それとも、もっと別の意味での懺悔の言葉なのか。 私へなのか、それとも足立の『彼女』に対してなのか、足立の謝罪の先が誰なのか判らない。 「まだ、つけ足りない?」 挑戦的に、柔らかなレースで包まれた胸元を彼に向けて突き出すと、ふっと口元を緩ませて、意地悪そうな表情を浮かべる。
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