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「それで、俺の痕が消えてないから隠すために、こんな……首まである服着てるんだ」
セーターのハイネックへと彼の指先が触れる。
顎先を持ち上げて、無理やり足立の方向へと顔を向けさせられた。
グレイのハイネックのサマーセーターと白のゆったりとしたボーイフレンドデニムに、ケチをつける彼を鼻で笑う。
「仕事に支障が出るような痕、見せびらかすわけにいかないでしょう」
「てことは、城崎とセックスしてないってこと?」
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