6月:★9★ 二子玉川で

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彼が自然に離れていくのを待とう。 何度も自分に言い聞かせては、別れを告げられずに『駄目』のメールを送る指先を後押しする。 本当は、ほんの少しだけでいい。彼と二人きりの時間を過ごしたい。 彼の香りを、ぬくもりを味わいたい。
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