7月: 向日葵 #2

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「別にキスしたいわけじゃないわよ。 顔色を良く見せるためだけ」 自分に言い聞かせて唇の色を正当化する。 帰国後、城崎はショーの準備に追われ、私も忙殺されていた。 なかなかお互いの予定が合わないなか、 ようやく、今夜のスケジュールを押さえられた。
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