7月:★6★ サンライズドリンクへ #2

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やり玉にあげられた男が何故か、大山と私の間の制裁をする。 新井という青年は、いったい何様なのだ。 「いいよ、離さなくっても。本当に離さなかったら……。うーん。そうだな、協賛金ってことで、10億出してあげてもいい」 「社長! 何をおっしゃられてるんですか!!」 大山が、さらに声を強めて叫んだ。 いきなりの10億に面喰っていた私は、もう一つのサプライズに気づくのに遅れた。 「しゃ、社長?」 こいつが? と言いかけて我慢をする。
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