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まるで他人事のようにいう山崎に、胆が冷えていく。
私がいるショースペースは、こんな組織だったのだろうか。
何のために奔走していたのだろう。
「彼らはしてはならないことをしたの。それを我々も認めてはいけない。
どうやっても何らかの犠牲が出ると、薄々気づいてたでしょう?」
予想はしていた。問題を起こしたのだから、罰は与えられると。
けれどこんなに厳しい決断を下すとは、さすがに想定外だった。
「それが本部の考えですか?」
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