8月:★16★ 足立とSSで #3

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私の視線に気づくと、彼女は口元をにっと引いた。 「よ、か、った、ね」と呟くように口を動かす。 笑顔のまま、こちらへと視線を向ける島田しずかに、ひたすら隠し続けていた足立への感情を、実は知られていたのかと気づいて、苦笑する。 それと同時に、彼女が恋のライバルだった事を、誇りに感じる。
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