8月:★22★ 人生設計図 #2

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当然の如く、夫という権力を振りかざす。 彼がいない間に遊んだ男は間男で、私がほかの男を選択するという考えは一切ないのだろう。 残酷なことに彼の中で、私は時を止めたままで、彼を今も愛してる女のままだ。 貞操観念がくるってしまったのも、北山がいない一時のもので、熱に魘されてるのも、風邪ぐらいにしか考えてないのだろう。
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