エンディング ーTAKE A BOWー #2

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無理やり繭香を飛行機に乗せて、一年ぶりに日本の地に足を下ろした。 せっかくなので、飛び切りこの場にふさわしい格好を選んだ。 隣にいる、セミタイトの血のように真っ赤なワンピースを纏うのは愛する女だ。 繭香は唇も赤くて、 普段の透明なグロスだけの桜色の唇とは異なる色気を感じる。
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