終着駅

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「ユウジさん…気持ち良い?」 答えてもらえると思ってなかったのに、微かに「うん、」と聞こえた。まじか。 「イキそ」 どうぞ!! 先輩の荒げた息を飲み込む。 いいところに指が触れると、身体がうねって教えてくれる。 「っん」 背中に回された手がきつく服をつかんだ。 どこで感じるのか覚えておかなければと、くらくらしながら考えていた。 … … その後、めくるめく一夜を過ごしたかはご想像にお任せするとして、俺はめでたく先輩と付き合えることになった。
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