第3章 手紙に書かれていた事

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    〇〇〇〇様   この度は不慮の事故で亡くなられたお母様の御冥福を祈りします。  理不尽な境遇に合われました事には御悔やみを申し上げます。  自分の事を棚に上げて言うのもなんですがあなた様が理不尽な行いをする様な人間には成らない事を切に願います。  此れからの人生は自分の手で掴み自分の手で造り自分の未来は自分の手でが切り開いて下さい。  聖人君子に成れとは言わないが自分自身を理不尽な人間に成らない様に育てて下さい。  あえて此の様な書き方をしますが両親の事故死の理由は貴女が二十歳に成りましたら私の口から説明を致します。  其れから二十歳に成るまで貴女が理不尽な人間に成らない様に監視の対象に成ります。  成る様なら事故には気を付けて生活を送り下さい。
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