第1章
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「こ、これで…… 見れる」 打ち付け終わった釘を、釘抜きで引き抜く。 小さい小さい穴が空いている。 「ハァ……ハァ……」 男は興奮を抑えながら、顔を壁へと近付ける。 「あっ……ん……」 男の脳裏に色っぽい喘ぎ声が蘇り、 「ハァ、ハァ、ハァ」 興奮の絶頂と共に、目を穴へと押し付けた。
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