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シユウが次に現れた場所は巨大な街の大きな水晶の目の前だった。
「ここ何処だ?どっかの街のみたいだけど」
シユウは素人プレイヤー丸出しの右左と見渡して歩いていると目の前に腰程あるクリーム色の髪をひとつに結んで赤色をベースとした服に薄めの鎧を着て腰に剣を下げた女性がシユウに近づいて来た。
「君、今日初めてプレイするでしょ?」
「そうだけどあんたには関係ないだろ?俺みたいな初心者相手にする暇あったら自分のレベルでも上げたらどうなんだ?」
「あらら、君口悪いなぁ。初心者には優しくしないとそれに君初心者狩りに遭うよ」
どのゲームにも存在する初心者狩り、それは初心者を狩ってアイテムやお金を強奪するプレイヤーで俺の様なお金もアイテムも持ってないプレイヤーには無縁の話のはずだった。
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