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小「な、なんだ!?
三人いっぺんに通知!?
しかも俺達はいつの間にアプリがインストールされてたんだ!!」
猪「私も、さっきまではダウンロード画面にすらいってなかったのに…
なんで?」
竹「…これもさっきのやつの続きなら、さっきみたいな未来予知があるのか。
…………二人とも、取り合えずこの動画見てみないか?」
小「いや…でもこれって最悪死ぬときのもうつっちまうんじゃ…そしたら俺たち!!」
猪「でも…さっきはこれを見たお陰で対策できて助かった。
なら、今回も見てたらきっと回避できる。
そんな気がしてくるの。」
小「猪原さんは勇気があるなぁ…
はぁ、しゃーない。
なら俺も見てみるとしますか。
隼人、お前も準備してくれよ。
三人同時に見ようぜ。」
小吉はそう言うとスマホのライトを消してアプリをタッチして開きいつでも動画を見れる状況にする。
俺もうなずいてすぐに画面を開いた、そして。
全『…せーのっ。』
三人まとめて動画を見ると言うコマンドを押した。
すると先ほどと同じ文字が浮かんだと思うと映像が映り始める。
するとそこには犬と人が混ざったかのような怪物が4体写っていた。
怪物の一体が腰が抜けて座り込んでいる猪原さんをにらんだあと恐怖におののく猪原さんの胸に巨大な手の爪を突き刺した。
そこから血がふきだして倒れる猪原さん。
次に小吉が怒りの形相で犬人間に向かうが腕で壁に叩きつけられたあと首にギロチンのように爪を降り下ろされ、血の海を作り動かなくなった。
そして俺はそんな中恐怖して動けずにいた、そんな俺を容赦なく犬人間が襲いかかり爪が降り下ろされ鮮血が舞った。
そして最後には其々の死体姿がアップで映りそこで終わった。
竹「…」
猪「わ、私達が…死んでる!?
もしこれが本当なら…私達…」
小「ってかなんだあの犬人間!?
明らか人間じゃなかったよな!?
あんなのが現れちまったら…」
竹「俺たちに勝ち目は…ん?」
俺達が映像を見て唖然としていると、
映像が終わり真っ黒な画面に白い文字と選択肢が現れた。
『君は、覆す力を欲するか?』
そう書かれた下に欲しい、といらないという文字が浮かびそこで画面は止まった。
小「な、なんだこれ?
覆す力って」
小吉が画面についてそうあったその時、
俺達が歩いてきたがわから何者かの足音が聞こえた。
その足音はずんずんと近づいていき、そしてそれ…映像の犬人間が俺たちの前に現れた。
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