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…今思ったんだけど、マリオって、何処かで聞いたような…
「ん?足音…?」
マリオが和菓子を食べている手を止め、足音のする方を見る
ガララララ
「霊夢!マリオカートやろう…ぜ……」
魔理沙が勢い勢い良く来たと思ったら、マリオを見て固まってしまった
「?」
マリオはじっ、と魔理沙に見られていて困っている
「マ…マリ、マリ、マリオだあぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「うぉわあぁぁっ!?」
魔理沙が大声で叫んだ瞬間、マリオも肩を揺らし、叫んだ
「ほ、ほ、ほ、本物か!?本物なのかだぜ!?」
魔理沙は歓喜と驚きが強ければ語尾に『だぜ』や『~ぜ』と付ける
だから今はかなり興奮している
「お、おぅ…?」
マリオは混乱しているのだろう、声が裏返った
「おぉっと、私は霧雨魔理沙って言うんだぜ!宜しくなのぜ!」
「俺はマリオって言うぜ、まぁ知ってるみた…ふぐっ!?」
魔理沙が勢い良くマリオに抱き付いた
抱きつくと言うより、タックルした、と言うのが正しいかもしれない
「あ~良い匂い~」
この時は魔理沙が変態に見えた瞬間だった
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