第1章

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…今思ったんだけど、マリオって、何処かで聞いたような… 「ん?足音…?」 マリオが和菓子を食べている手を止め、足音のする方を見る ガララララ 「霊夢!マリオカートやろう…ぜ……」 魔理沙が勢い勢い良く来たと思ったら、マリオを見て固まってしまった 「?」 マリオはじっ、と魔理沙に見られていて困っている 「マ…マリ、マリ、マリオだあぁぁぁぁぁぁぁ!?」 「うぉわあぁぁっ!?」 魔理沙が大声で叫んだ瞬間、マリオも肩を揺らし、叫んだ 「ほ、ほ、ほ、本物か!?本物なのかだぜ!?」 魔理沙は歓喜と驚きが強ければ語尾に『だぜ』や『~ぜ』と付ける だから今はかなり興奮している 「お、おぅ…?」 マリオは混乱しているのだろう、声が裏返った 「おぉっと、私は霧雨魔理沙って言うんだぜ!宜しくなのぜ!」 「俺はマリオって言うぜ、まぁ知ってるみた…ふぐっ!?」 魔理沙が勢い良くマリオに抱き付いた 抱きつくと言うより、タックルした、と言うのが正しいかもしれない 「あ~良い匂い~」 この時は魔理沙が変態に見えた瞬間だった
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