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番外編
お正月
何時も賑やかなキノコ王国の、とある山奥で、事件が起こった
これは数時間前に遡ります
ルイージside
今日は天気が良く、洗濯物がよく乾きそう
そう考えながら洗濯物のシワを伸ばし、一つ一つ丁寧に干していく
「ルイージさーん!オヤマー博士からお手紙がー!!」
突如空から声が聞こえた
ふと空を見上げる
何かが太陽と重なっており、急な光に思わず目を閉じてしまう
しかし、この声からして、誰かは検討がつく
第一、此処まで配達してくれるのは彼しかいない
「オヤマー博士から…?届けてくれて有難う、パレッタさん」
そう、彼はパレッタ
仕事では、よく手紙を落とすおっちょこちょいで、僕も探すのを手伝ったりする
仕事以外でも此処に来てくれて、僕の話し相手になってくれる良い人
いや、良いパタパタ
「いえいえ!私は仕事をしているだけですから!ではいってきます!!」
「手紙落とさないようにね~!いってらっしゃい」
パレッタさんを見ると兄さんを思い出す
兄さん、大丈夫かな?
兄さんは1ヶ月以上前に冒険に出かけたきり、連絡がない
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