第1章

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ルイージが驚きの表情のまま固まった 少ししたら動くかな?と思っていたけど、全然動かない ワルイージがルイージの目の前で手を振るけど、反応は無し 僕がルイージの近くに行って名前を呼びながら手を振っても反応は無し ワリオがルイージの背中を思い切り叩くと、抜けていた魂が戻ったかのように体をビクッと揺らし、ケーキを喉に詰まらせた ワルイージは何かを思い付いたかのように、ルイージに自分の紅茶を飲ませた ルイージは直ぐに受け取り、紅茶を飲み干し、軽く息を吐いた ルイージ「あ、ありがとう、助かっ…ッ!?」 ルイージは勢いよく椅子を引き、顔を真っ青にし、勢いよく部屋から出ていった マリオ「ル、ルイージ!?」 僕がルイージの名前を呼んだけれど、勿論返事はない マリオ「ワルイージ一体何を…?」 僕がそう言いながら体をワルイージの方に向けると、ワルイージが僕の手に何かを握らせた 其処にはこう書いてあった 『デスソースの2倍の辛さを誇る新ソース!その名もdeadソース!!』 うっわぁ… このdeadソース、CMで見たことあるけど、相当辛そうだった なんたってキノコ王国ーの辛党、黒さんが気絶したレベルだから
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