第一章 曼珠沙華の出会い

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リビングでは基樹がテレビを見ていたが、加賀見の姿を見て驚く。 「え~姉ちゃんいつの間に彼氏作ったの。」と驚く基樹。 それを聞いてさらに照れる加賀見。 美鈴は、「基樹違うわよ。お隣さんよ。夕食にご招待したのよ。」と言う。 基樹は「えーなんだ、彼氏じゃあないのか残念だね。姉貴」と言うとにやついている。 加賀見は「すいません。夜分に恐れ入ります。隣に引っ越してきた加賀見と言います。これからよろしくお願いします。」と言うと頭を下げていた。 基樹も、「僕は園田基樹って言います。よろしくお願いします。」とあいさつをする。 美鈴は「それじゃあ、支度が出来るまでリビングで待っていてくださいね。今用意しますから。」と言うとキッチンへと向かう。 リビングでは、基樹と加賀見がソファーに腰かけてテレビを見ている。 基樹は、「加賀見さん何で食事を受け入れたの。もしかして、姉貴とは初対面じゃないでしょ。」とにやつきながら聞く。
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