第一章 曼珠沙華の出会い

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キスをされた美鈴は、うっとりとした瞳をしながら、頷いていた。 そして、そのまま、ソファーへ行くと、加賀見は美鈴を横にして自分が覆いかぶさり、美鈴にキスをしていく。 加賀見の手は美鈴の柔らかい胸を愛撫する。 舌を絡めて吸い美鈴の舌をとろけさせる。 美鈴の口からは小さな甘い吐息が漏れ出す。 加賀見は美鈴の耳元で「美鈴さん、今日はこれまでですね。基樹君が下りてきたら大変だ。この続きはまた明日にしましょう」と言う。 美鈴は、甘い声で甘えるように「意地悪な拓海さん。こんな事しておいて、私の身体に火がっついちゃったじゃないの。どうしてくれるの」と言うと、加賀見の胸を少し、つねる。 加賀見の瞳も潤んでいる。とても色っぽい。「それは私も同じですよ。このまま君と果てたいです。でも、今日は我慢です。明日までその火は消さないで下さいよ」というと、美鈴にまた深いキスをする。 とろけるような甘美な甘いキスに美鈴の体が火照り始める。 加賀見もまた、体が熱くなるのを感じていた。 その時、二階で音がした。 加賀見と美鈴は、離れるとお互いに顔を見合わせて照れ笑いする。 加賀見は「美鈴さん帰りますね。また明日」 美鈴も「玄関まで送ります。」と言うと二人で玄関に行く。
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