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美鈴は自分の部屋に加賀見を泊めるのに胸がどきどきとしていた。
風呂の準備が出来ると加賀見が来るまでソワソワとして落ち着かなかった。
自分の部屋に行き片付ける。
狭いけれど一緒のベッドに眠ってもらう事にした。
部屋の片づけが終わると玄関のチャイムが鳴った。
美鈴が玄関のドアを開けると、加賀見が顔を赤くして立っていた。
「拓海さん、用意できているから入ってください。」
加賀見は「ええ、ありがとう。出来れば一緒に入れればうれしいんですけれど」と美鈴の顔をみながら言う。
美鈴は、さらに顔を赤くして「あ、拓海さん、恥ずかしいですから無理です」と答える。
加賀見は優しくて美鈴の嫌がる事はしないはずなのだが・・・。
加賀見は「美鈴さん、お風呂どこですか。案内してくださいね」と表情は変わらない。
「はい、拓海さんこっちです」と言うと加賀見を案内する。
「美鈴さんじゃあ、入らせてもらいますね。それじゃあ美鈴さんも一緒に入りましょう。」
「いいえ私は、恥ずかしいから」と言うが、加賀見は美鈴にキスをして口をふさぎその先は言わせない。
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