大好きだよ宇佐美くん

5/11
前へ
/20ページ
次へ
「えっ?何で?」 私が聞くと悲しそうにただ、 「ごめん。」 と言うだけで、私には無責任にしか思えなかった。 「ごめんって何よ。私の気持ちをごめんで片付けようとしないで!」 そこにいることすら私にはきつくて逃げ出すことしか出来なかった。 「里美!!」 後ろで宇佐美くんの声が聞こえたけどふりかえることなどできなかった。 「ごめん、ごめん。里美大好きだったよ…。」 宇佐美くんがこんなこと言っていることなど知るよりもなかった。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64人が本棚に入れています
本棚に追加