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「えっ?何で?」
私が聞くと悲しそうにただ、
「ごめん。」
と言うだけで、私には無責任にしか思えなかった。
「ごめんって何よ。私の気持ちをごめんで片付けようとしないで!」
そこにいることすら私にはきつくて逃げ出すことしか出来なかった。
「里美!!」
後ろで宇佐美くんの声が聞こえたけどふりかえることなどできなかった。
「ごめん、ごめん。里美大好きだったよ…。」
宇佐美くんがこんなこと言っていることなど知るよりもなかった。
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