第1章

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第1章

〇月×日、晴れ 今日から俺は、日記をつけようと思う。 そう思い立ったきっかけは、やっぱり 今日の出来事を残しておきたいと思ったからだ。 誰が見るわけでもないが、もし俺が死んだ時。 誰かがこの日記を見つけて、彼女の存在を知るだろう。 それだけでいい。 彼女の存在を残せるなら、俺はこの日記を書き続けることが出来る。
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