苦手な隣人

夕食で…？

今日は　精神的に参ってしまった
いつもの倍は疲れた
こんな状況で　明日からやっていけるのか心配だった
そして　きたのだ
「敦ぃー！ごはん！いくよぉー！」
といって　いきなりオレの腕を取り　オレは拉致された

高級レストラン　といっていいほどの店だった
「敦　乾杯！」
「はいはい」
『チィーン！』
「キャッ！チィーンだって！」
ナニに反応したのかよくわからなかったが　下ネタなのか？
「敦　あの子はやめた方がいいわよ　男　三人いるって」
（いきなりなんの話しだ！）
「藍ちゃんでしょ？お・め・あ・て・！」
（なぜ知っている！　なぜわかったんだぁー！！）
「アンタの好みなんて　わかっているわよ　
　甘く見ない方がいいわよ　女って怖いんだから」
（ああ　ずっとあんたを見てきたからな　
　よく知ってるよ！）
言葉には出せない　悪態をついた

「少し酔っちゃったわぁー！」
「おい！ちゃんと歩けよ！重いだろ！」
「あん　それじゃぁ　おんぶしてよ　
　お姫様抱っこでもいいのよ」
オレは唖然とした
もうここで捨てて行こうかと思った
それもできないオレが　惨めだった