第二章

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驚いたまま席に戻ると、 「俺の言いたい事、分かった?」 親友は僕の顔を見て顔が険しかったのだと気付く。 そういえば最近、食欲も睡眠も取れた気がしなかった。 「とりあえず、お前の家行ってみよう? 原因が何か分からなきゃどうにも出来ないから」 そう言って友人は食事を済ませる。 僕もゆっくりと食を進めたが、あまり進まなかった。 友人は僕の分までしっかり食べて、食事代まで払ってくれた。 「一応食べたから出すよ」 財布を出すと、ほとんど俺が食ったから今回は俺が出すと引っ込めさせられた。 僕たちは店を出て、家に向かう事にした。
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