最終章

7/7
前へ
/29ページ
次へ
「どうかした?」 [なんか変な女が追いかけてくるんだッ!] 「変な女? どういう事?」 走りながら話しているせいか息が荒く感じる。 [着物来た女が追いかけてくるんだッ! うわああああッ!やめろーーーー………] 「ちょっ!どうしたのッ!」 叫び声が聞こえて友人の声は届かなくなった。 そのあと小さな声で、 [ミーツケタ……] 「ッ!」 スマホから流れて来るのはツーツーツーと無機質な機械音だけ流れているだけだった。 それを最後に友人は行方不明となり今も見つかっていない。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加