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「……一生、俺の傍にいてほしい」 一瞬、時が止まったような気がした。 「どうか、これからもこの広い空から、亜依の事を護ってて下さい」 もう一度、手を合わせる望くんから、私は目が離せなかった。 手を合わせ終えた望くんが、こっちを見たまま固まっている私を、不思議そうに見ている。 「亜依?」 「……今の……なに?…」 「何って……プロポーズ?」 何でもなかったかのような顔で、さらっと言ってのける望くんに、一気に顔が赤くなる。 「えっ!?嘘!…え、本気…?」 呆れた顔で、はぁ…と溜息をつくと 「……冗談で言うわけないだろ」
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