第1章

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そういう事で、俺はアパートを引っ越そうと思っていたが、太田さん一家を見て止める事にした。 40歳前後の美熟女の人妻、女子大生だと思われる美女の詩織ちゃん、高校生位の年齢の美少女香織ちゃん、この3人の裸体を拝めるなら、引っ越しなんて止めますよ。 定時に会社を出た俺は、最寄り駅で電車を降り、コンビニで弁当と缶ビール2缶にツマミを買い、帰宅する。 俺が帰宅したのに気が付いたのか、背広をハンガーに吊しネクタイを外したとき、呼び鈴が鳴った。 「はーい、どちら様ですか?」 「隣に引っ越してきた太田でございます」 ドアの外から朝紹介された、太田さんの声が聞こえてくる。 俺が玄関のドアを開けると、ドアの向こう側に太田の奥さんと、旦那さんらしい40代半ばの男性が立っていた。 男性が俺に声をかけながら、何かが入った手提げ袋を差し出す。 「太田です、挨拶が遅れ申し訳ございません。 これお口に合うか分かりませんが、家の実家で収穫された桃です。 宜しかったら食べて下さい。 これから宜しくお願いします」 「御丁重にありがとうございます。 こちらこそ宜しくお願いします」 太田さん夫婦は挨拶を済ますと帰って行く。
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