第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
そいつが引っ越してきたのは春のこと。大学に近いからという理由で選んだこのボロ…もとい、オモムキのある木造アパートに俺が引っ越してから直ぐに、奴はやってきた。 実際に顔を見たわけじゃ無いけど、夜中はピカピカ光るし、変な恰好したおっさんはアパートの前うろつくようになったし、害は無くともいい迷惑だ!今も丁度ツレとその迷惑な隣人の話をしているところだったりする。 「マジマジ!うちの隣に住んでるの絶対メトロン星人だって!」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加