きずきました

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さっそくだがこの俺「望」は、あることに気が付いてしまった・・・ その前に一つ、俺の名前なんて読むか知ってるか?えっ?(のぞむ?)まぁ男だから基本的に皆こう答えるだろう、だが違う。答えは「のぞみ」だ、親がそう命名したらしい。 最初はもちろんのぞむの方向で進んでいたらしい、だがそのときじいちゃんが 「のぞむだと、苦しむとか悲しむなんてことを連想させるんじゃないか?」 といったそうだ、俺も聞いた瞬間はそう思ったよ、でもさ、のぞみでも苦しみとか悲しみとか連想しね?て次の瞬間思ったわけだよ。もちろん言わなかったさ。 余談はこのくらいにして気が付いたことを発表しよう。 「どうやら俺は周りの奴らから女として認識されるらしい・・・」 訳が分からないって?・・・俺もだこのことに気が付いたには中学に入ったころだった 中学生といえば思春期真っ盛りの年代なわけだが、むろん俺もその状態だった 俺は中学時代ソフトテニス部に入部していた。もう一度言うが思春期真っ盛りな年ごろなわけで男子部員はラケットを振るたびに揺れる女子部員の胸なんかにも興味津々なわけで 練習そっちのけで隣のコートに目を奪われていたわけなのです そんな中男子部員の一人だけなぜか俺のことを見ている奴がいたんだ あれ?なんか顔についいてるのかな?とか俺の顔はそんなに面白い顔をしているのかな?とかいろいろ思っていたんですよ しばらくたって、ある日俺の事を見ていたやつに呼び出された時がありました そいつは後輩であまりしゃっべったこともなくぶっちゃけ名前もわかりませんでした いや~まさか人生初呼び出しが後輩からとは、まさか後輩にぶん殴られんのか?とびくびくしていたら思わぬ言葉が後輩の口からでてきました。 「先輩!俺と付き合ってください!!」 「・・・・・・はい?」
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