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自身の生活リズムを反省しつつ、手に持っていた本に再び視線を落とす。
今日は休日。
思う存分、引きこもり生活を楽しむ…そう決意して、この住み慣れた部屋の真ん中で鎮座していた。
だけど。
ピンポーン、ピンポーン。
という、電子音を引き金に。
「あ、は、初めまして!私、今日から隣に引っ越してきた相沢百合(アイザワ ユリ)と申します!よろしくお願いいたします!」
応対した玄関先でぺこり、と頭を下げる美少女と出会った。
それは、私の生活を緩やかに、だけど確実に変化させていく。
予想外の方向に…。
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