19人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
隣人の人物像が確定ではないにしろ、分かってスッキリした俺達は、それから1時間ほどコンクールの話題で盛り上がった。
店内は満席状態。
そろそろ時間だなと、沼田と俺は立ち上がる。
先にレジで会計を済ませ、沼田を待った。
何気なしに満席の店内に視線を投げていたら、沼田が誰かに頭を下げている。
知り合いかな?珍しいな、もし仕事がらみなら俺にも関係があるし……。
眠い目を擦りながら、念のため確認したらやはり、見覚えがある。
だが、取引先の社名までは思い出せない。
飲み過ぎたか。
最初のコメントを投稿しよう!