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あれこれ考えていたら沼田が戻ってきた。
沼田は礼をいいながら俺に目配せをした。
話しは後で……か。
俺は気になり、帰り際もう一度顔を見ておこうと思い振り返った。
視線が合う。
その時男は、まるで俺に見せつけるかのように、サングラスを掛けた。
『あーっ!』
アイツだ!
間違いなくアイツだ!
いつからいたんだ?
偶然だろうか?
沼田が何か知っているかも知れない……。
とにかく沼田を追いかけよう。
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