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ユウ
「親父……朝だぞ、親父」
ユウの父
「うーん……あと6時間……」
ユウ
「まともな睡眠時間を二度寝で堪能しようとするな。ほら、起ーきーろー!!」
ユウの父
「眠いものはしょうがない……ユウ。オレが学校行くから仕事代わって」
ユウ
「ふざけんな。大体、親父の仕事はそんな簡単にできるようなモンじゃねーだろ」
ユウの父
「そうでもないさ。村の門番なんか滅多なことがない限りただ立ってるだけのお手軽職場だぜ?」
ユウ
「お手軽ならサボらず早く行け」
ユウの父
「ぐっ……墓穴掘ったか。んじゃあ起きますか……今何時?」
ユウ
「4時半」
ユウの父
「4時……半?くっそ遅刻じゃねーか!!なんでもっと早く起こしてくれなかったんだこの愚息め!!!」
ユウ
「駄々こねて起きなかった奴にそんなこと言う資格なんてねーよ!!」
ユウの父
「なんだと!?お前それ父親に対する態度か!!」
ユウ
「そもそもオレ別にこんな時間に起きる必要無いのにわざわざ起こしてやってんだぞ!!感謝しろ!!」
ユウの父
「ありがとう!!!」
ユウ
「感謝するのかよ!!!」
ユウの父
「お前が感謝しろって言ったんだろ!!」
ユウ
「どういたしましてぇ!!!」
その後、近所のオッサンにうるさいと怒鳴られました。
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