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ミーナ
「いつつ……あれぇ……魔王は……?」
ユウ
「は?」
ミーナ
「……あ、夢か……おはよーユウ君!!」
ユウ
「あ、あぁ。お前、全然起きないのに目覚めは良いよな。ほら、早く着替えて顔洗え。朝飯できるぞ」
ミーナ
「……え?着替えが見たい?」
ユウ
「言ってない。それともあれか?やっぱりまだ寝惚けてるのか?よしオレのデコピンに任せとけ」
ミーナ
「ギャー!!ウソですユウ様ごめんなさぁ痛ァッ!?」
デコピン(二発目)命中。
ミーナにさっさと着替えさせ(もちろん見ていない)、二人で居間へ。
おばさんは既に朝食を作り終えていたらしく、テーブルに3人分の朝食を置いて椅子に座っていた。
ミーナ
「うぅー……まだヒリヒリするよー……」
ミーナの母
「アンタがさっさと起きないのが悪いのよ」
ミーナ
「だって……」
ミーナの母
「ほら、さっさと食べなさい」
ミーナ
「……いただきまーす」
ミーナの母
「ユウ君もどうぞ」
ユウ
「はい、頂きます」
親父を起こすこと。
ミーナを起こすこと。
ミーナとその母親、その中にオレが加わり3人で朝食を摂ること。
この3つがオレの日課だ。
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