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私はこの部屋に三年前から住んでいる。
至ってふつうの大学生。
学校では友達も沢山いるし、彼氏だっている。
最近はアルバイトも忙しかったり、サークルの集まりもあって何かと出掛けている事も多い。
「佑香~!」
「よっくん!」
「お待たせ。」
「ううん!私も今バイト終わったところだから。」
そう言ってニッコリ笑った。
「は?嘘つくなよ。さっき駅の近くで見掛けたから呼んだのに気付かなかっただろ?」
え?そんなハズ…ないのにな……。
だけど喧嘩をしたくなくて謝った。
「ご、ごめんごめん!気付かなかった~。」
「もう、ま、いいけど。さ!行こう。」
「うん!」
私は笑顔で頷いた。
駅の方なんて行ってないのに…。
私は不思議に思いつつも人違いだろうと納得した。
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