第1章

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喫茶店について、宏美に事の事情を話した。 だけど、私にはほんとに全く覚えの無いことだったのだ。 「佑香…あんた、私にまで嘘つかなくても良くない?」 えっ…宏美? 「あんた昨日私の家にまで来て洋平なんて嫌いだとかボロクソ言ってたじゃん。」 家に…? 私は宏美に聞いた。 「私が?昨日?」 「はぁ~。もう、佑香の事親友と思って話してるのに。」 宏美は若干イライラし始めているようだった。 「でも…私、昨日バイトだったよ…?」 すると宏美は凄い血相で私を睨んだ。 「ねぇ、佑香。あんたいつからそんなバカな嘘つくようになったの?」 宏美はお金を机に置いて出てってしまった。
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