俊二と香代

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「や、やめて…貴明…」 みんなが高倉さんに注目する 「ごめんなさい…貴明…別れて…」 やっぱりそうだったのか… 「私は…宇都宮君と付き合いたい」 貴明さんは混乱している様子だった 「麻衣子…何言ってるんだ? 俺が麻衣子に何をした?」 高倉さんは何もこたえない すると店長が口を開いた 「貴明!もう諦めろ!お前は振られたんだ!」 貴明さんの肩を握る 「店長…ごめんなさい…今日でお店を辞めます」 高倉さんはそう言うと僕の腕をつかみ店から飛び出した
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