俊二と香代

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「高倉さん!僕と付き合って下さい!」 声は店内に響いた 驚いた顔を見せる高倉さんはまばたきもせずに僕を見ている 「ははは!いきなりやってきて、こいつ頭がおかしいんじゃないか? 麻衣子は俺の彼女だぞ! お前みたいなへなちょこと付き合うわけないだろ」 貴明さんは鼻で笑いながら言う 「いや!違う!高倉さんは貴明さんのことを愛していない 彼女はずっと1人だ! 僕になら高倉さんの気持ちを理解出来る 僕達は付き合う運命なんだ」
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