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「じゃあ、君は王道BL学園ってのがある世界に転生したいんだね?」
うん。
ついでに転生する上での設定は、金持ちの家の長女として産まれたが、後継ぎとして男として育てられ、男装して王道学園を過ごす設定で。
ついでに身体能力はファンタジックな世界で最強レベルのやつでお願いします。
あと、いろんな武器とか達人レベルに使えるようになりたいです。
ついでに男装しやすいように中性的な容姿でお願いします。
「注文多っ!てか、ファンタジー世界での最強レベルの身体能力って軽く普通の人間殺しちゃうレベルだよ?」
普段は魔法のペンダントかなんかで抑えるんでそれください。
てか寄越せ!
自由に力引き出せるようにも設定しろ!
「横暴すぎ!!神に向かって態度でかいよ!!」
叫ぶように私を非難する神に一言。
「うるせぇーよ。人を殺したくせによく言うぜ。」
「いや、ほんと…すみませんでした!」
さっきとは180°真逆の態度になる神様(笑)
ふふっ、わかればいいんだ。
「もうやだこの人…」
なにかいったかなー?
私がにこりと微笑むと神様(笑)は顔を青ざめさせる。
「何でもありません!そうと決まれば早速その世界に行ってもらいます!」
神様(笑)は何処からともなく杖をだし、それを私に向けた。
「あっ、赤ん坊からは嫌だから。てか、子供時代もいらないから、中等部で自我が目覚める感じでよろしく」
「はいはい。わかりました!ではいってらっしゃい!………出きればもう来ないで…ボソッ」
神様(笑)のいってらっしゃい!の言葉と同時に目の前は暗転した。
てか、最後になにか聞こえた気がするんだが…
まぁ、不愉快になるだけだし。
せっかくの夢なんだから楽しもう。
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