第一章 物語の始り
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「はぁ、何か無いかな? もっと詳しく新撰組の内情を書いているモノは」 ガサゴソと棚や誇りまみれの書物を探す。 バサッ、ドサッ 「ん?なんだろ?」 落下した書物類を拾うためにしゃがみこむ。 手を伸ばしいくつかの書物の埃を払いながら拾う。 その中で一冊だけ他の書物とは違い古くなっているが全体的に黒色で紅葉の絵柄が描かれていた。
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