第一章 物語の始り

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『幕末に行きたいか…?』 「え?」 突然誰もいないはずなのに青羽に話し掛ける声が聞こえた。 『誰?私に話し掛けてくるのは…』 『お主が幕末に行きたいと強く願っていたから、我が叶えてやろうと思ったのだ。』 その声を聞き終わると、本から光が出てきて一瞬で視界が真っ白い空間に早変りした。 青羽の見た物体は銀色に輝く巨大な身体をし、毛並みは触るとふわふわでモコモコした揺らめきで尻尾は2本で長い尻尾を左右に揺らしてる。 一説による妖猫又と呼ばれる類にそっくりだ。
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