10人が本棚に入れています
本棚に追加
『幕末に行きたいか…?』
「え?」
突然誰もいないはずなのに青羽に話し掛ける声が聞こえた。
『誰?私に話し掛けてくるのは…』
『お主が幕末に行きたいと強く願っていたから、我が叶えてやろうと思ったのだ。』
その声を聞き終わると、本から光が出てきて一瞬で視界が真っ白い空間に早変りした。
青羽の見た物体は銀色に輝く巨大な身体をし、毛並みは触るとふわふわでモコモコした揺らめきで尻尾は2本で長い尻尾を左右に揺らしてる。
一説による妖猫又と呼ばれる類にそっくりだ。
最初のコメントを投稿しよう!