俺は隣のＧバスター

☆彡

ｶﾀｶﾀｶﾀ…
ワンルームのアパートでパソコンに向かい、俺は[じゃ、寝るわ。おやすみ]と打って送信すると、煙草に火を付け首を回した。
コキｯコキｯと何度か首が鳴った。

　仕事から帰り、シャワーを浴び、パソコンを付け、コンビニで買って来た弁当を食いながら、あるサイト内の本名も年齢も顔も分からないが、大好きな作家“夜闘 夢”のファンが集まる掲示板で、雑談するのが日課であり、一番楽しく、心が休まる時間だった。

　夜闘 夢 のファンが集まるサイトとは言え、新作が出た前後は盛り上がるが、しばらくすると、毎回同じメンバーが掲示板で、他愛ない雑談をしている。