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本棚に追加黒木編についてですが……。
本編を書いている時は、黒木編を書くことになるとは思っていなかったので、読む方により如何様にでも解釈できるよう、すべての種明かしをしないことを心がけて仕上げました。
ご要望を多数いただき黒木編を開始しましたが、本来なら本編で終えるべきものだったかなと、想像の余地を奪ってしまうことに今でも不安があります。
黒木は最初から里英が好きだった、最初は計算ずくだった、最後まで黒木は計算していた……と何パターンもありますが、あくまでも最もノーマルなものということで書かせて頂いています。
『いつから黒木は里英を想っていたのか』
この点については序盤、皆様の期待を裏切ってしまうかもしれませんので、続けてお読み下さる方はご了承下さい。
また、つけたしになりますが…。
寧史と円香がお騒がせしてごめんなさい。
私は悪役には主役以上の愛情をもって書いています。
悪役になるにはそれだけ人間らしい濃い感情があるから。
弱さ脆さは彼らの優しい部分の裏返しでもあって、幸せになって欲しいなと思いつつ書いていました。
寧史たちをお許し下されば幸いです。
多くの方が既にご存知ですが、私は視野がどんどん欠けていき、失明に至る危険のある疾患(網膜色素変性症)をもっています。
現在、再生医療の進歩で治療法が確立されるのを待っているところなのでご心配には及ばないのですが、自覚症状がかなり進んできたので、なるべく画面を見る時間と活動をセーブしようと思っています。
たくさんのご厚情に個々に御礼を申し上げられず、本当に申し訳ないのですが、お一人お一人に感謝しています。
最後に重ねて、読者の皆様、本当にありがとうございました。
たくさんの感謝をこめて。
2015.8.10 白石さよ

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