第1章

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隣のマンションに、近くの音大に入学した、高校を卒業したばかりの女の子が数人、入居した。 俺の奴隷がまた増える。 「ヒヒヒヒヒヒ」 俺は口元から垂れ下がった唾を、慌てて手の平で拭う。 隣のマンションは、オーナーの女性が昔ミュージシャンを目指していたときに、練習場所の確保に苦労したことから、大音響で音楽を流しても、隣近所だけでなく、上下左右の部屋には全く聞こえてこない程の、防音設備が整ったマンションを建て。 近くの音大の女子大生達に、手頃な家賃で貸している。 その優れた防音設備は、連続強姦魔の俺にとっても好都合だった。 と、言っても、俺は女性から一度も訴えられた事は無い。 女性達は、俺を大事な恋人や友人と認識している。 何故か。 それは俺が超能力者だからだ。 能力はマインドコントロール、そこらの催眠術師と違って、1度俺のコントロール下に置けば、そいつは一生俺のコントロール下で生きる事になる。 ただ1ツ欠点があり、俺のマインドコントロール下に置かれると、そいつの本性が剥き出しになってしまうって事だ。 どういう事か実例を言うと。
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