第1章

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高校3年の秋、受験勉強に飽きた俺は息抜きと称して、家を抜け出し、深夜の公園で獲物を物色していた。 そこにアイドルの女の子のように可愛い、女子高生が通りかかる。 深夜に徘徊しているって所で気が付けば良かったのだが、見た目が初々しい女の子だったので、俺のコントロール下に置き、事に及んだのさ。 最初の内、女の子は泣き叫び助けを求めたが、顔が段々と無表情になったと思ったら、俺に一言こう言いやがった。 「下手糞」 俺はその一言のダメージで、大学を2浪する羽目になった。 あとでその女の事を調べたら、学年はまだ高校1年だが、毎夜男と遊びまくり、あの日は援交を行ったあと、帰宅するところだったらしい。 それからは、マインドコントロール下に置いたあと、そいつの本性を確かめてから、事に及んでいる。 自己紹介はここまでにして、今日の獲物を決めなくては。 ああ、あの子にしよう。 マンションと並んで建っている、俺の住んでいるアパートの前を通り過ぎて行く。 昨日マンションに入居した、美人ではないが、健康的な浅黒い肌の可愛い女の子に、俺は照準を合わせる。 俺は夜8時過ぎてから行動を起こした。
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