第1章

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ドアが開けられた。 俺は行動を開始する、ドアを開けた部屋の住人の女の子の口を抑え、部屋に侵入。 案内してきた囮の女が、ドアを通路側から閉めた。 恐怖に顔を歪め、涙をうかべている女の子の目を覗き込むように睨み、俺のコントロール下に置く。 女の子の本性を探るため、女の子に声をかけようとしたとき、女の子が俺に飛びかかってくる。 チクショー、また失敗した。 俺は喉を食い千切られ、薄れゆく意識の中で、狼の遠吠えを聞く。 この女、狼女だ。
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