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君と向き合ってるだけで
時々僕はどうしようもなく
「もう終わりにしようか」なんて
口走りそうになるんだ
アスファルトが水を弾く
傘でカオを隠しながら
ただ何と無くこの空間で立ち止まってた
だんだん迫る雨音に
少し抵抗してみても
もう傘は意味なんてないくらい
全てが染まっていく
一歩だけ踏み出してみても
水たまりが忌々しく
僕をアスファルトの海の中へ
引きずりこむだけ
キミはダレ?
キミはナニ?
どうして乾いた地面を濡らしていくの?
モウダメダ モウダメダ
今すぐにこの空に溶けて消えたい
僕が僕らしく生きる
そこがもう間違っている
君といるという事はさ
そういうことなんでしょ?
沢山の人の中から
2人が出会ったのは
こんな風な価値観の違いを
見つけ合えるから
君の言いたい事はわかるよ
でもうまくいかない
そもそも君と僕とは
違っているから
だからもう だからもう
見つけないで 探さないで 手を伸ばさないで
もうどんなに 辛くても
僕ももうその手を探さないから
キミはダレ?
キミはナニ?
キミは「オヤ」という名前の
違う個体なんだから
じゃあ僕のオワリまで
側にいれるの?
それって君の首を絞めてるんじゃない?
僕はもう 僕らしく
君から貰ったこの生を精一杯行きていくから
ありがとう さようなら
最後までゴメンね
大好きだよ ママ
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