プロローグ

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  「てめぇっ! コレ、ココに置くなって言ってんだろうっ!!」 「うるせぇっ、こまけーんだっ!お前はっ!!」 「なんだとっ!!」 2人の取っ組み合いから護るように 慣れた様子で店の外へ客を誘導するのは 仂の双子の妹でもある、詩(ウタ)。 「すみませんね、ああなったら、もう 決着着くまで、放っておくしかないの・・・・・・ 今度、また来てくださいね」 そう言いながら、彼女お手製の饅頭を 一つずつお客に渡していく。
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