第三章 初出勤

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柴門は、ミュージシャンだった。 メジャーデビューを前に、声帯を潰して検査の結果、 悪性腫瘍が見つかった。 耳は聞こえるのだが、声は出せなかった。 入院中に、友人の五月雨が必死の看病と、手話を教え込んだ。 そして、特別支援ろう学校の雑務兼事務係として、採用された。
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