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脱衣場で脱ぐのを躊躇っていると、ここまで来たら覚悟しなさい!とエティアに服を無理矢理脱がされていくので、途中でそれから逃げた。
「エティアさん、自分で脱ぎますから」
「そう?先に入ってるわよ」
鼻唄まじりで上機嫌なままバスルームに行くので、クレアは恥ずかしさと戦いながら身に纏っていた物を脱ぎバスルームに続いて行くと、中ではエティアが待ってましたとばかりにクレアを椅子に座らせ、たっぷり泡立てたスポンジで背中を洗っていく。
「何だかこういうのって楽しいわね」
「背中流しっこがですか?」
「忙しくてクレアちゃんも泊まりに来るの久しぶりじゃない。それにいつもお風呂は別だったから、ちょっと憧れてたのよね」
笑って話すエティアにクレアもクスッと笑う。
「じゃあ今度は私がやりますね」
今度はクレアがスポンジを受け取り、エティアの背中にスポンジを当てる。
くすぐったいと笑いながらも、二人して半分じゃれ合いながら身体を洗うとモコモコの泡でいっぱいになった湯船に浸かる。
「あ、いっけなーい、忘れてたわ」
一息ついたところで、エティアが大きな声を上げた。
「忘れ物ですか?」
クレアが尋ねると、エティアは壁に付けられたインターフォンを押した。
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